
社内交流会は、参加人数と1人あたりのプレー時間をセットで考えると計画しやすくなります。24人・2面・120分の試算を使い、交代表と時間配分、待機中の過ごし方を整理します。
- 人数の検討には、同時にプレーできない人の待機場所も含める
- 均等な参加機会を先に割り当て、希望する体験量と照らし合わせる
- 会場の利用時間とは別に、設営・撤収と運営担当の条件を確かめる
参加人数より先に、1人のプレー時間を決める
社内交流会では「何人呼ぶか」と「1人が何分プレーできるか」をセットで考えます。
24人が参加する2時間のイベントでも、全員が2時間プレーできるわけではありません。受付、説明、休憩に加え、コートが空くまでの時間があります。人事・総務の担当者は、会場を予約する前に、参加者へどのくらいの体験を用意したいかを決めておくと、面数や進行を相談しやすくなります。
以下はPICKLY編集部が作成した、部署を越えた交流を目的とする進行の試算です。24人・2面・120分は説明用の仮定であり、PICKLYの開催実績、施設の収容定員、推奨人数を示すものではありません。実際には会場の利用条件と参加者の状況を踏まえ、施設・指導者・運営担当者と調整してください。
2面で同時にプレーできるのは何人?
ダブルスなら1面4人、2面で8人です。24人なら、その時点で残る16人の過ごし方も必要になります。
USA Pickleballの公式ルール概要では、ダブルスを1チーム2人で行う形式と説明しています。本記事ではダブルスを前提に、2面とも使えるものとして計算します。
出典:USA Pickleball「Pickleball Rules Summary」(2026年10月20日確認)。公式ルールに基づくのはダブルスの人数です。以下の時間割や交代方法は編集部の提案で、公式大会の運営基準ではありません。
試算の順序は、まず会場の利用時間から受付・説明・休憩などを引き、次にプレーと交代に使える枠を決める、という流れです。今回の例では60分を6つの枠に分け、1枠を「プレー8分+退出・入場・組み合わせ確認2分」とします。
- 1枠の人数:2面×4人=8人
- 全6枠の参加機会:8人×6枠=延べ48人分
- 24人に均等配分する場合:1人2枠、プレー枠は合計16分
この16分には説明や交代の時間を含めませんが、ボール回収やプレー中の指導は含まれます。ラリーが続く正味の時間や、全員が予定どおり参加できることを保証する数字ではありません。
24人・2面・120分の進行例
プレーの枠を60分確保し、残る60分を受付・説明・休憩・交流と終了準備に割り当てます。
コートとネットが設置済みで、運営の事前準備が済んでいる想定です。開始前の設営・打ち合わせに必要な時間は、施設と別途調整します。参加者が着替える場合は受付時間内に収まるかを確認し、難しければプログラムや予約時間を見直してください。
開始からの時間 | 内容 | 進行上の確認 |
|---|---|---|
0〜15分 | 受付・着替え・グループ確認 | 遅刻・欠席を反映し、各自の参加枠を案内 |
15〜30分 | 全体説明・準備運動・実演 | 待機場所、退出経路、終了合図を共有。実演は全員の打球練習を含まない |
30〜60分 | 第1〜3枠:初回の打球体験 | 8分の体験+2分の交代を3回。各グループが1枠ずつ参加 |
60〜70分 | 全体休憩 | 進行の遅れ、参加継続の希望、用具を確認 |
70〜100分 | 第4〜6枠:ラリー・ミニゲーム | 8分のプレー+2分の交代を3回。各グループがもう1枠参加 |
100〜110分 | 交流・短い振り返り | 感想や次回の希望を確認 |
110〜120分 | 用具返却・着替え・退出 | 利用終了時刻までの原状回復・退出が可能か事前確認 |
出典:PICKLY編集部の試算(2026年10月20日)。15+15+30+10+30+10+10=120分。大きな設営・撤収が必要な会場には、このまま当てはめられません。
未経験者の初回枠は、打ち方やサーブを試す時間として扱います。2回目も、習熟状況に応じてラリー練習のまま進めて構いません。ミニゲームをする場合は、点数にかかわらず8分の合図で終える交流会用の運用を事前に説明します。得点到達まで続ける試合とは区別し、同点なら延長せず終了とするなど、交代が遅れない扱いを決めておきます。
交代表は、全員に同じ参加機会があるかで確認する
24人を4人ずつの6グループにすると、参加回数の偏りを確認しやすくなります。
A〜Fの各グループに、可能な範囲で異なる部署の人を配置します。各グループの4人が1面に入り、2人ずつに分かれます。2回目はグループ内でペアを変える案です。この表だけで全員がすべての参加者と対戦・交流できるわけではありません。
枠・時間 | コート1 | コート2 |
|---|---|---|
第1枠:30〜40分 | A | B |
第2枠:40〜50分 | C | D |
第3枠:50〜60分 | E | F |
第4枠:70〜80分 | A | B |
第5枠:80〜90分 | C | D |
第6枠:90〜100分 | E | F |
各枠の最後の2分は交代用です。A〜Fはいずれも2枠に参加します。第1巡で8分、第2巡で8分の計16分が、1人あたりのコート内の体験・プレー枠になります。
待機中は、会場が認める場所での休憩・観戦や、少人数の自己紹介などを選べるようにします。コート脇で自由に打球してよいとは限りません。通路をふさがず、飛球やプレーヤーとの接触を避けられる待機場所が取れるか、施設に確認してください。見学を希望する人には、プレーや運営の役割を無理に割り当てないことも大切です。
プレー時間を増やすなら、面数・人数・枠数を見直す
今回の条件で16分では足りなければ、説明や交代を削る前に、面数・参加人数・開催時間を見直します。
同じ6枠・1枠8分のプレー時間で比較すると、3面なら延べ72人分の参加機会となり、24人に各3枠・計24分を配分する計画が立てられます。2面のまま参加者を16人にする場合も、延べ48人分を各3枠に配分できます。どちらも計算上の案で、指導者の配置、施設の定員、待機場所、用具が足りることが前提です。
人数や面数を変えられない場合は、開催時間の延長や少人数の回に分ける方法を検討します。費用への影響は施設・運営側への確認が必要です。見積もりの依頼条件は、ピックルボール社内イベントの見積もり確認項目で整理しています。
当日を任せる前に、進行役と確認すること
時間割だけでなく、交代の声かけと変更判断を誰が担うかまで決めておきます。
- 2面同時に始める場合の指導担当と、受付・全体進行の役割を分けられるか
- 欠席・遅刻が出たときに、グループと参加枠を誰が修正するか
- 体験が予定より長引いたとき、次の枠をどう調整し参加者に伝えるか
- 途中で休みたい人が無理なく退出でき、再参加の希望を伝えられるか
- 屋外の場合の天候判断、連絡先、施設の中止・変更条件が共有されているか
終了後は「何人集まったか」に加え、各人の参加枠数、実際に取れたプレー時間、待機への感想を確認します。交流が目的なら「普段話さない人と話せたか」を聞くなど、目的に合わせた質問を用意すると次回の面数や組み分けを調整する材料になります。健康改善や組織への効果を、1回の感想だけで実証したことにはしません。
社内交流会の人数と進め方を相談する
相談時には、希望人数・開催エリア・候補日・使える時間に加え、「交流中心か、プレー中心か」を伝えてみてください。今回のように1人あたりの体験時間を試算すると、会場と進行に必要な条件が見えてきます。
PICKLYでは、企業イベントの企画・運営や、会場・講師・用具の手配について相談できます。対応範囲や条件は、希望する内容に合わせてご確認ください。